就農までの道のり │ 農地の確保について │ 006

農地の現状と課題

私の実家は兼業農家であり、多少の農地はあります。しかし、その農地だけでは十分な収入を得ることが難しいのが現実です。この課題を解決するためには、追加で農地を確保することが不可欠です。しかし、農地を取得・借りるには多くのハードルが存在します。

目次

農地を取得するために必要な許可

農地を取得するためには「農地法」の規定に基づき、市町村農業委員会の許可が必要です。農地法では、以下のような条件を満たすことが求められます:

1. 資産保有や投機目的ではないこと

2. 農地を効率的に利用する具体的な利用計画があること

3. 周辺の農地に悪影響を及ぼさないこと

農業委員会の許可を得るためには、以下のような書類が必要です。

• 就農計画書:栽培品目や技術習得計画、資金調達方法などを記載。

• 営農計画書:生産見込み、出荷計画、販売方法、資金計画などを記載。

これらの計画書は、現実的かつ実現可能な内容である必要があります。理想だけを書くのではなく、具体的で持続可能な計画を示すことが重要です。

農地の確保の流れ

農地を取得するプロセスは以下のように進みます。

1. 研修や実地経験の積み重ね

 市町村やJAが提供する新規就農者向け研修に参加したり、既存の農家のもとで実地経験を積むことが必要です。この段階で「農家としてやっていける」という信頼を築きます。

2. 行政やJAへの相談

 経験を積んだ後、市町村の担当部署やJAに相談し、農地を貸してくれる地主の紹介を受けます。

3. 交渉と契約

 地主と交渉を行い、農地を借り受ける契約を結びます。このプロセスでは、農業委員会の許可を取得するための書類作成も重要です。

農地の探し方

農地を探すためには、以下の手段を活用することが効果的です。

1. 市町村やJAへの相談

市町村役場の農業担当課やJAは、地域の農地情報を持っているため、まず相談するのが基本です。特に、市町村が実施している農地バンク制度を利用すると、条件に合う農地を見つけやすくなります。

2. 農家や地主との直接交渉

地域の農家や地主に直接相談することで、条件に合う農地を借りられる場合もあります。この場合、信頼関係の構築が重要です。

3. インターネットの農地情報サイト

農地ナビや農地物件情報を提供するウェブサイトを活用することで、地域を越えた選択肢を探すことができます。

あわせて読みたい

4. 地域イベントや交流会への参加

地元の農業イベントや交流会に参加することで、地主や農家と直接つながる機会を増やすことができます。

農業への取り組みに必要な心構え

農地を探し、確保するためには、単に「土地が欲しい」という姿勢ではなく、「農業を持続可能に行う覚悟」を示すことが重要です。そのためには、研修や経験を通じて技術を磨き、地域社会や農業委員会からの信頼を得る努力が求められます。

最後に

上記は一例であり,実際には地元の生の情報が必要になるように思えます。日本人は土地を守りたいという傾向が強いように思えます。

特に農村地、田舎といわれる地域では農地を借りることは困難なのかもしれません。しかし、担い手不足、高齢化の波は避けらない現状を踏まえると各自治体に相談してみることが一番の近道かもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次